気候変動探偵局~生き物大移住計画を調査せよ!~ 2023's Journal

Journal archives for August 2022

August 1, 2022

今年も夏本番になりました

いよいよ夏休みが始まり、夏本番になってきました。連日暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

「気候変動探偵局~生き物大移住計画を調査せよ!~2022」への参加、生き物の情報を投稿してくださり、ありがとうございます。みなさんが投稿した様々な生き物の写真を見て、どの県も少しずつ生き物の情報が増えていく様子が見られて、とてもうれしいです。

8月1日現在、全体で1,487件、632種の生き物の情報が投稿されています。そのうち、セミの情報は103件で、アブラゼミが37件で一番多いです。次にニイニイゼミが29件、クマゼミが27件の順に続いています。アブラゼミとクマゼミは三重県を除く中部6県で観測されていますが、クマゼミは愛知県の平野部に観察情報が集中していて、その他の県では観測数が少なくなっています。一方、ヒグラシは福井県や岐阜県の山間部で多く観察されています。

今年のイベントは開始してから1ヶ月が経過しましたが、まだ観察情報の少ないセミがいます。それは、ミンミンゼミとツクツクボウシです。特に、ツクツクボウシについては、観察の投稿がまだないです。ツクツクボウシは、他のセミと比べると鳴きはじめが遅く、8月中旬から9月上旬頃です。「ツクツクホーシ」と特徴的な鳴き声なので、そろそろ注意して観察するのも良いかもしれません。

セミの見分け方に関する動画を配信しています。今後観察する際の参考にしてはいかがでしょうか。
詳しくは、こちら↓をご確認ください。
https://chubu.env.go.jp/earth/ad_nature.html

みなさんからの引き続きの投稿をお待ちしております。夏休みの思い出づくりにお友達を誘って、楽しみながら観察するのはいかがでしょうか。

Posted on August 1, 2022 08:04 AM by regional_environmental_office_chubu regional_environmental_office_chubu | 0 comments | Leave a comment